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まだまだ不安・・・ [日記]

地震が起こった3/11
宮城県の古川(今は大崎市古川)に住む弟は
埼玉に出張に行っていました
日帰りの予定だったので
着替えもコートも持たず・・・だったそうです

地震直後、新幹線も止まり帰れないこと決定
出張先の方が、いろいろ探してくれ
5時間移動にもお付き合いいただき、やっとホテルに着いたのが夜の11時だったそうです

翌12日からは、奥さんとも連絡が取れなくなってしまい
とにかく情報を得ようと東京駅に行くも
帰れる手段はなく、途方に暮れる
そんな時に、地震の被害を心配してメールをくれたたくさんの友人のひとりが
「今日はうちに泊まりに来いよ」
と言ってくれ、千葉県の友人宅にお世話になったそうです
(高校時代のこの友人は、私も知っている人です)

さすがに、なかなか帰れない弟を心配した姉は
上越新幹線で新潟まで行き、
そこから部分的に通じた羽越線で酒田(山形県)まで行くことを提案
たまたま、ラッキーなことに12日にガソリン満タンにできた夫の車で
1時間半かけて酒田駅に迎えに行きました
そこから、3時間かけて古川まで弟を送り
また1時間半かけて、山形まで戻ってきました

停電で真っ暗な古川の街並みに入ったとき
弟は「やっと帰って来れた~」と安堵の表情
弟の奥さんも、一人で子ども二人抱えて不安だったと思います
とっても安心した様子でした

弟一人が帰ってくるためにも、出張先の会社の方、心配してメールをくれた多くの友人
友人家族、弟の家族・・・etc・・・
たくさんの支えがあったことを実感です


今もまだ、離ればなれのまま会えない家族
安否すら確認できない家族がたくさんいるんですよね
テレビで、壊滅した街並みを、行方不明の奥さんを必死に捜している男性をレポートしていました
それを見ていたら涙が出そうでした
どんな思いなんだろう・・・私だったらどうするんだろう・・・

今回の東北関東大震災は、戦後最大の被害が確定です
福島の原発のこともあり
どちらが・・・とはいえない状況ですが
これから先が不安で、希望を見出せない人がまだまだたくさんいることを考えると
切なくなります

避難所生活にも、たくさんのボランティアや支えがあって成り立っているんですよね
実際に行動に移せる方達を見ていると、何かしたいと思っても
その一歩が踏み出せない自分がはがゆいです

東北新幹線は、まだまだ復旧の見通しがたっていません

でも、今日は9日ぶりに救出されたおばあさんと孫の報道をみました
まだまだ望みを捨てないで、明日はまた少し明るい前向きな進展があることを願って・・・


またまた、この記事書いている間に
余震が2回・・・
これ以上、被害が大きくなりませんように・・・




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